インフルエンザから身を守る No1

健康

こんにちは、からだピュアの星名です。

さて、12月に入り今年も残りわずかとなってまいりました。インフルエンザの本格的な季節の到来です。今年は夏が大変暑かったので、皆さんの体は考えている以上にダメージを負っている可能性があります。

昔から大過不及の夏の後の冬は、病が流行ると言われています。しっかりと養生していただくことが重要です。

コロナの流行により、皆さんの感染症に対する知識は、相当に高いものになっているかと存じますので、あらためて感染経路などのお話は不必要かもしれません。

ですが、手洗いやうがい、マスクだけで安心とは言えません。

昔から、定着している「うがい」ですが、近年の研究によって、体内へのウイルス侵入の防止には、あまり科学的な効果がないことがわかっています。

インフルエンザウイルスが気道粘膜に付着すると、20分ほどで細胞内に取り込まれ増殖していきます。うがいでこれを防ごうと思えば、20分毎にうがいをしなければなりませんので、ちょっと非現実的な話です。

なので、現在では厚労省では「うがい」を有効な予防方法として推奨はしていません。

ただし、インフルエンザに対しては効果薄でも、感染力の弱い、ただの風邪には、効果が期待できますので免疫力を低下させないためにも、うがいの徹底は決して無駄とは言えません。

うがい薬は、強力ですが、良いものも殺してしまいます。

ある実験では、水道水でうがいをしたグループの感染率が最も低かったというデータもあります。水道水には、適度な殺菌効果があると言えるのかもしれません。

では、「マスク」はどうでしょうか。

市販の一般的な使い捨てマスクでは、インフルエンザウイルスの侵入を完全に防ぐことは不可能です。

不織布マスクの繊維の隙間は、5umと言われており、ウイルスの大きさは、0.1㎚程度です。

なのでウイルスは、容易く繊維の隙間から侵入してきてしまいます。

そして、ウイルス侵入の経路は、マスクと顔の隙間からも侵入してきます。これでは、マスクをしているから安心と言えるものではありません。

ただし、マスクは、「くしゃみ」や「咳」でのウイルスの飛散を最小限に抑える効果があります。

接触感染を無意識にガードすることにもなりますので、目・鼻・口などに触る癖がある方には、とても有効な手段と言えます。

インフルエンザウイルス感染を防ぐためには、各自、ウイルスに対抗できる体づくりがとても重要だと言うことになります。

次回は、インフルエンザウイルスに対してどのように対策していくかを配信させていただきます。

当院では、DRT整体や鍼灸など免疫力を高める施術をご用意しておりますので合わせてご検討くださいませ。

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