夏本番!!何より重要な熱中症対策

健康

からだは、基礎代謝や運動により、常に熱を生み出していて、それを発汗や呼吸などで調整しています。

「気温が高い」「湿度が高い」「風が強い」「日差しが強い」などの要因は、そのバランスを崩し、その結果、体温が異常に上がってしまいます。 これが熱中症です。

「体温調節機能が低下している高齢者」 「体温調節機能が未発達な小児」 「肥満の方」 「運動をあまりしない方」 「暑さになれていない方」 「体調不良の方」 などは、特に注意が必要です。

熱中症は、屋外の炎天下だけではなく、屋内で熱中症になる方も多くみられ、その割合も半々で、死亡してしまうケースも少なくありません。

特に高齢者や乳幼児は注意が必要です。 「室内だから大丈夫」と、つい油断しがちになりますが、室内であっても対策を怠らないようにしましょう。

さてここからは、具体的な対策についてお話しします。

対策① 風通しを良く

室内に暑い空気や湿気がこもらないように、風通しを良くしましょう。 まだ涼しい朝や夜に対角にある窓を開放し、風の通り道を作ります。 暑い空気は上にのぼりますので、出来るだけ高い位置にある窓から空気を逃がすように心がけましょう。

対策② 日差しを遮る

強い日差しが直接に部屋内へ入れば当然気温も上昇します。 レース、すだれ、植物などで強い日差しをできるだけ遮り、からだに直接日光が当たらないように過ごしましょう。

対策③ 冷房を利用

「節電対策」や「冷房が苦手」で冷房を使わない方もいますが、暑い日は、冷房を利用して上手に温度や湿度をコントロールしてください。

熱中症で死亡した人の9割近くが、冷房を使用していなかったというデータがあります。熱いと感じたときは、たとえそんなに高温でなかったとしても、ためらわず冷房を使用することをおすすめします。重大な事故を避ける意味でも重要なことです。

では、どの位の室温が、最適なのでしょうか。

「室温は28度を目安に、湿度にも注意しましょう」 熱中症による死亡率が高まるのは、30度を超えたあたりなので、冷房の設定温度は28度が目安とされています。

ただ気温が低くても湿度が高ければ汗が蒸発しないので熱中症のリスクは高まりますので、除湿機能を上手に利用しましょう。

扇風機と冷房を併用するのもおすすめです。 冷房中は、扇風機を使って冷気を部屋全体に循環させれば、効率よく室温を調整できますし、結果として節電にもつながります。

扇風機で部屋の上方に風を送り、冷気を循環させるのが良いと思います。 しっかり対策をして、健康で快適な夏をお過ごしください。

星名

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