治療効果の高い足湯の方法

セルフケア

からだピュア鍼灸マッサージ治療院の星名です。 今日は、治療的な足湯療法をご紹介いたします。

足湯と言えば、ただ足をお湯につけて温めれば良いと思っている方が多いようです。 もちろんそれでも効果はない訳ではありませんが、ここでは健康法としてより効果の高い足湯のやり方をご紹介いたします。

●足湯のやり方

くるぶしの中央まで両足をお湯に入れます。 お湯の温度は47度~48度(子供は45度~46度)で4~6分、さし湯をしながらお湯の温度が下がらないように、やけどに注意して温めます。のぼせなどに注意して行ってください。 それほど正確に温度にこだわらなくても、少々熱いと思う温度で結構です。

普通はこれで上半身にじんわり汗をかくものですが、汗が出ない場合は汗が出るまで、目安としては、さらに3~4分続けてください。足が赤くなるまで行います。

熱で湯にあたっている部分が赤くなりますが、一方の足しか赤くならない場合、赤くならない方の足はより硬直していて、気や血のめぐりが悪くなっています。だから反応が鈍いのです。

その場合は、その方の足だけ、さらに2分、継続して行いましょう。

この足湯は、腎臓が弱ったため(腎臓病という意味ではありません)にひいたカゼや、脱腸、手足の冷え、扁桃炎、喉の痛みや、生理痛を除く婦人科疾患、運動による足の疲れや痛みなどの病気など様々な症状の改善に適しています。

また、カゼをひいたとき、発熱する前に行うと、症状が軽くてすみます。

必ず、じんわり汗が出るまで行ってください。

極端にからだが弱っている方や発熱している方は行わないでください。

このやり方を実践することは、気の偏りを整え、気や血の巡りを改善し、免疫力を高める効果があります。 当院で行っているDRT整体と併用すると一層効果が高いものになります。

また足湯をおこなう時は、着衣のままおこなってください。 決して入浴のついでなどに行わないでください。

ぜひお試しください。

星名

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