ゴールデンウイークとあって、皆様おもいおもいの時間を過ごされていると思います。
「読書」「ビデオ鑑賞」「スマホ」など思い思いの楽しみ方がありますよね。
ですが、自然と目を酷使することになり、視力低下や疲れ目など問題を引き起こします。
さて、きょうのテーマですが、「疲れ目」と「眼精疲労」は異なる、というお話です。
疲れ目は、長時間の読書、パソコンやスマホなどで一時的に疲労感のある状態で休憩をとればすぐ治ります。
それに対して、眼精疲労の方が重症で、休息しても簡単には、症状が良くならないばかりか、目の症状以外にも、頭痛や吐き気、肩こりや不眠など全身の不調が現れます。
もともと「精」とは、中医学では、人体を構成する重要な要素であり、人体のエネルギーの大元です。
「精も魂尽き果てる」「精神」「精をつける」という言葉があるように、人体にとって「精」がどれだけ重要なファクターであるかは、このワードからも推して知るべしでしょう。
この「精」の字が入っている「眼精疲労」がそれほど簡単なものであるはずがありません。
疲れ目のうちに予防、改善を図ることが、重要であることは言うまでもありません。
休養が重要ですが、症状が慢性的になったものは、治療が必要です。
星名
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