からだピュア鍼灸マッサージ治療院のブログを移設いたしました。これからも引き続き皆様のお役に立つ情報を配信してまいりますので、よろしくお願いいたします。
「質の良い睡眠が重要です」ってよくききますが、それは、いったいどんな状態なのでしょうか?
一言でいえば、「朝起きた時、熟睡した!」と思える眠りてす。
前日の疲れも取れ、「今日もやるぞ!」と力が湧いてくる、そんな状態です。
「良い睡眠=長い睡眠」では、ありません。朝すっきり目覚めて、日中元気に過ごせれば、たとえ睡眠が少なくてもいいのです。自分の体の要求に従って、すっきりするまで眠ることが重要です。
逆に質の悪い睡眠は、しっかり寝たはずなのに「疲れが取れていない」「集中できない」「良い判断ができない」「ストレスがたまりやすい」などの状態になり、病気になりやすくなったり、老化が進んだり・・・
百害あって一利なしと言えます。
皆さんよくご存じの通り、睡眠は、「ノンレム睡眠」と「レム睡眠」に分けられます。
レムは、浅い眠りであり、体は、休んでいますが脳は起きている状態で、夢を見たり、尿意やちょっとした物音で目が覚めたりしてしまいます。
ノンレムは、深い眠りで、脳も体も休んでいる状態で、自律神経も穏やかになり、心身ともに休息が得られます。
この「ノンレム睡眠」の時間をいかに長く、とることができるかが、熟睡感を得るためのカギとなります。
ただし、一つ条件があります。
それは、午前零時から二時の間に、最も深い眠りを持ってくることです。
「私は夜型だから大丈夫」という方がいますが、たった数年夜型の生活になったからと言って、人間の体はそう簡単に変わりません。
人類の長い長い歴史の中で、人間は、夜眠り、昼間に活動するように出来ているのです。
理想は「お日様と共に生きる」ですが、現代社会においては、そうもいかないでしょう。
ならば、せめて、「陰中の陰」である真夜中に、少しでも深い眠りに着くように心がけたいものです。
これ以上の「アンチエイジング」も「健康管理」も存在しないからです。
星名
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