寒暖差が体に及ぼす影響

健康

せっかくの連休ですが、あいにくの空模様、こんな時は、しっかり休養をとったりして体の立て直しに時間を使うのも良いかと思います。

さて、暑い夏がようやく終わり、過ごしやすくなったと思ったら、いきなり肌寒くなったり、台風が繰り返し接近したりと、気象の変化が目まぐるしいのがこの季節、このように寒暖差の大きい環境は、体にさまざまな影響を与えます。

特に自律神経(交感神経と副交感神経)のバランスに関係が深く、以下のような不調が現れやすくなります。

★寒暖差が体に与える主な影響

① 自律神経の乱れ 外気温が大きく変化すると、体温調整のために自律神経がフル稼働 血管の収縮・拡張を繰り返すことで交感神経が過剰に緊張 → 倦怠感、頭痛、めまい、眠りが浅い、集中力低下など

② 血流の乱れ・冷えやコリ 血管が急に収縮すると、筋肉が硬くなり血行不良に → 肩こり、首こり、頭痛、手足の冷えが起きやすい 特に「首・手首・足首」は冷えの影響を受けやすいポイント

③ 免疫力低下 自律神経が乱れると白血球の働きが鈍り、風邪をひきやすくなる 花粉症やアレルギー症状が強く出ることも

④ むくみ・だるさ 気温差で体内の水分調節がうまくいかず、余分な水分をため込みやすい → 足がだるい、夕方に靴がきつく感じるなどの症状

★ 東洋医学的には

東洋医学では「寒暖差=外邪(風・寒・湿など)の侵入」と捉えます。

症状 東洋医学での原因イメージ 頭重・だるさ 風邪(ふうじゃ)・湿邪が体表に侵入 肩こり・冷え 寒邪が経絡を塞ぎ、気血の流れを阻害 イライラ・気分の波 肝の気が滞り、自律神経のような調整機能が乱れる

★寒暖差疲労を防ぐポイント

○ 首・お腹・足首を冷やさない(特に「首元」は自律神経の要)

○ お風呂で副交感神経をONにする(38〜40℃で15分)

○ 深呼吸・ゆっくり吐く呼吸で「気」を整える

○ 朝は太陽光+軽い体操でリズムを整える

すぐに出来ることも多いですから、取り入れられることは、すぐに取り入れてください。

これから冬に向かって、色々な感染症のリスクなども高まってきます。

今のうちに、体を整えておくことが、とても重要です。

星名

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